2007年03月06日

英語

みなさんもうすでによくご存知のアメリカメジャーリーグのシアトルマリナーズで活躍している”イチロー”選手。ゴルフの米PGAツアーで活躍している”丸山茂樹”選手。全世界をまたにかける自動車レースのフォーミュラワンで活躍している”佐藤琢磨”選手。一見、活躍している競技も違うし何の共通項もないように感じるが、ひとつ共通している事がある。”英語”である。彼らは海外メディアの”英語”のインタビューに”英語”で答え、無論、競技の時には自分のスタッフたちと”英語”でコミュニケーションをはかり。場合によっては競技の敵となるライバルたちと”英語”で、丁々発止渡り合うのである。
興味のある方は次のサイトを見て、英語を勉強してみたらどうであろうか?

「The Official Site of The Seattle Mariners: Homepage」
 http://seattle.mariners.mlb.com/index
「PGATOUR.com - Shigeki Maruyama's Official Profile」
 http://www.pgatour.com/players/01/26/80
「Takuma Sato.com」
 http://www.takumasato.org/

かつては考えられない光景であった、日本人の英語によるインタビュー。
今やインタビューは当然のごとく、テレビなどでLiveで放映される。
昔、日本人アスリートは英語が話せなかった訳ではない。
昔でも日本人は英語のインタビューに答えられる人はたくさんいた。
しかし、近年の日本人アスリートの活躍が著しく、昔の様にこれほど取り立たされる事がなかっただけである。
それを見て来た日本人は「日本人は英語が話せない」と勘違いしてしまっていたのである。

古来、日本という国は島国で孤立し、鎖国から始まって、外国人に対して非常にコンプレックスを持っていると言われていた。
そんな事は、戦後の歴史教育がねじ曲げた幻想であり、勘違いである。
日本という国は元々織田信長の時代から(否、それ以前から)海外に目を向け、積極的に海外文化を取り入れようとしてきた国であり、ある意味では外国かぶれのミーハーな国だったのである。
その証拠に第一次世界大戦後のベルサイユ講和条約の時に先進国の仲間入りした日本は”英語”を駆使し、世界の先進国である(当時の)大英帝国を悩ませるほどの堂々たる国であったし、日本人は世界の先進国に対してのコンプレックスなど一縷もなかったのである。

一方、英語自身の歴史を振り返ると、かつて20世紀中盤まで”太陽の沈まない国”と、謳われた”大英帝国”は植民地政策で全世界に”英語”を広めて行ったが、第二次世界大戦後はその隆盛を弱めて行った。一方で、”英語国”であるアメリカがビジネス・メディア・自然科学・医療・芸術など学術・文化の中心地の地位を築き、世界秩序を築いて行ったので”英語国”の力は弱体化しなかったのである。

この第二次世界大戦でアメリカに敗戦した日本は、アメリカ依存の文化が定着し、急に日本人は”アメリカコンプレックス”になってしまった。
アメリカ人と話す事さえ、気が引けるような風潮になってしまったのである。
そして、GHQ(日本の連合国占領統治司令部)の指導によって日本の英語教育もあらたに始まり、占領されている日本人は戦前のイギリス人の”英語”ではなくアメリカ人の”米語”というものを自虐的な印象を勝手に持ちながら学習して来た事は非常に珍しい例でもある。

よって、日本人はいつまで経っても”英語”を「習わされられている」民族になってしまった。13歳の中学生から平均的に22歳の大学生まで約10年近く”英語”を勉強しているのに、世界的にも”英会話ができる人”が非常に少ない(以前は自国の言語にプライドを持っているフランス人が英語を話せない民族と言われていたが、現在はフランス人でも結構”英語”を話せる人が多い)先進国のひとつと言われている。
その原因のひとつに日本は”英語”が話せなくても困らない国だからである。
日本には英語を母国語としている人が1%も居ないからである。
日本人に「あなたの第二言語は何ですか?」と質問して、胸を張って「英語です」と答えられる人が何人いるであろうか?

だから、少々”英語”のインタビューに答えられる先述のアスリート達が何か特殊な能力のある人でもあるかのように、畏敬の目で見られるようになるのである。

”英語”はネイティブスピーカーがそれほど多くなく、英語を第一言語としている人たちは約3億4千万人しかいないと言われている。しかし、第二言語として使っている人口は10〜15億人いる。中国語は世界一と言われるが、中国人が約13億人おり第一言語としてはダントツのトップであるが、第二言語としている国はないので、実質人口は”英語国”の方が多く、今の所、世界の共通言語といえば、やはり”英語”なのである。

だから日本人は近年話せなくても困らない国から脱却し「第二言語は”英語”です。」と、胸を張って言える様になる為に英語教育に力を入れ始めたのである。
”英語”は日本人が学ぶにあたって、一番難しい言語の方に入ると言われている。
しかし、日本語の漢字に比較すれば少なくとも単語は簡単きわまりない言語である。
単語が通じれば、何とかなるというのは言葉を覚える上での基本だ。
つまり、英語と日本語との文法の違い、英語の時間軸の難しさなどはあるが、英語の基本は26文字の組み合わせであり、日本語に比べれば簡単なのである。

そして、日本の英語教育の失敗である。10年間勉強して通じない勉強法の問題点はコミュニケーション能力の欠如である。a,b,cから始まって、全て日本式勉強法である”読み書きそろばん”方式だからいつまで経っても会話ができないのである。
言語教育の基本は会話である。これを忘れた教育法が今の日本の英語力の他国との差になっている。

今になって、企業もTOEICなど、ヒアリングを取り入れた能力評価をし出したが、つい先日までは”I am a boy.”をLesson1でやっていたのである。
これから日本の英語教育も大きく変わっていかなければならない。
それは日本人の英語コンプレックス排除から始めないといけないのかもしれない。

それではあなたはまず、英単語を覚えることから入りますか?
本ページでは英語の勉強法をお薦めはしません。
次の項を参考に教材選びをなさってみてはいかがでしょうか?

「英語の勉強法 英語教材比較」
 http://www.english-reviews.com/eng/
posted by 欧米か! at 16:50| 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。